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編集長のブログ

シロちゃん


近所にシロちゃんと名づけた野良猫がいる。昨年春に産まれた。母猫はミーという名の三毛猫で、多分初産でシロちゃんと茶チビを産んだ。茶チビはシロちゃんと仲がよく、いつも一緒にいる。シロちゃんより小さく、臆病なので最初は女の子だと思い込んでいたが、最近オス猫であることが判明した。シロちゃんもオス猫だ。
この2匹のチビが最初にミーがいる駐車場に現れたとき、あまりの可愛さに何とか里親をと考え手を尽くしたが間合いがわるく、決まりかけては駄目になった。
レイラインの事務所でこれ以上飼うのは無理、これまで他の野良猫の里親を15匹世話したが、皆可愛がられ元気に育っている。なぜシロちゃんと茶チビの里親はみつからないのか、そんなこんなしているうちに月日は流れ、シロちゃんも茶チビもだいぶ大きくなってきた。今までは皆仔猫のうちに里親を探したのだが、大きくなるにつれ里親探しはより困難になることは目に見えている。どうしよう。このところこの子たちの処遇をで迷いに迷っている。
シロちゃんは、はじめから私たちに対して無防備で、ご飯を食べるより甘える方が先、身体をゴロンゴロンさせて、甘噛までする。薄茶色の瞳でときどきチラット見つめる。なんとチャーミングな男の子。
スタッフに「やっぱり連れてこよう」と断言し、「無理よ」と言われて、(そうだな・・・)と思う。
やはり野良猫に餌をやっている青年が、あるとき言った。
「野良猫は野生ではない、人間が餌をやらなければ生きることができない、彼らはいわば人間の都合で野良にならされた猫の難民なのだから」
まったくそうだと思う。だからギリスのどこかの町にあるという「野良猫の家」みたいなものがあれば良いと思う。
そこでは、野良化してしまった猫を家猫として飼えるように、住宅風の建物のなかで育てているという。
そして、どこの家でも飼えるようになってから里親を探す。
ボランティアが運営しているそうだが、建物の建築費などは行政が出した。
何億というお金を、たかが野良猫のために使うことを住民も認めたのだ。

でも、ここはニッポン、誰か野良猫たちのマザーテレザが現れることを祈るしかない。そして今日も(シロちゃん、どうしようかな・・・)と悩むしかない。

●野良猫、シロチャンの写真


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