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編集長のブログ

城山三郎先生


城山先生の訃報を聞いた。それ以来、耳朶に先生の声が響いている。
思えば、arc創刊号以来、城山先生はarcを激励してくださっていた。

創刊号の編集長インタビューには、ビル・ゲイツ氏を予定していた。そのことをお伝えしたとき、先生は、「絶対、とりなさい!」と強い口調で言ってくださった。それから日本及びアメリカのマイクロソフト広報部との熾烈な交渉が始まった。夜明けにアメリカのマイクロソフト本社からファクスが届き、「やった!」と思ったが、断りのファクスだった。それでもあきらめず、ビル・ゲイツ氏の自宅、財団にもオファの手紙を書いた。イギリス在住の友人は、ビル・ゲイツ氏のよく行く店を調べてくれて、その店でコンタクトをとったらと笑いながら教えてくれた。
本気だった。しかしそのときは、それ以上のことはできなかった。

そして、arc3号で城山三郎氏のインタビューが実現した。

先生は、あるがままの姿で、私の質問に何でも答えてくださった。

昨日、その号を読み返し、先生はご自分の素顔をさらすことを覚悟してインタビューに応じてくださったのだと思った。あえて言えば、ご自分の弱点を諸々の人々に知られることも厭わなかったということである。

人は、それぞれ、他者に対する「判断基準」と「距離」を設定する。
個人が、社会的存在になればなるほど、この他者に対する「判断基準」と「距離」は、冷たいものになっていくのが通例である。しかし、自らがどのような存在になろうと、「自分の眼差し」を失わなかった人、それが、私にとっての城山先生であった。

                


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