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編集長のブログ

大浦食堂にて


堀越千秋の一周忌が11月5日東京芸術大学美術館内の「大浦食堂」で行われた。参加して、堀越さんに最後のお別れをした。美術館裏手の枯れ始めた樹木に囲まれた一角に喫煙コーナーがあり、椅子に座り、彼のことなど煙草を吸いつつボーっと考えていた。暮色に包まれたその一角に10分ほど一人きりでいると、彼の不在が身に染みてきた。お互いに忌憚なく何でも話せた貴重な男の子が居なくなったのだ。「男の子」と書いたが、まさに彼はそんじょ、そこいらの「大人」とは違っていた。「子ども」のように率直、そして「こども」が囚われている囲いもなかった。彼にとっては、「ひとり、ひとりが違っていることが当然」で、それゆえ、その貴重な一人としての「自分をどのように生かす」かが大事であった。
画家としての生涯を選んだときには、もうすでにその道を行くことで蒙るであろう厄災への覚悟は決まっていた。だから、人に何と言われようとほがらかに振る舞うこと以上の処世の方法はなかった。自分の感性のみを信じて精進し、気に障る「政治屋」どもには、毒舌を吐いた。そのようなとき彼の言説からは小気味よいほどの批判精神がほとばしった。まるで軽快なギターの伴奏で、「カンテ」を唄うときのように。
今日でサヨナラ、でも堀越さんの人としてのDNAは私の中にも生きているいるから、あまり変わらないか。


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