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編集長のブログ

ギイギイ鳥年代記


5月に入ると向かいの斜面から様々な鳥の鳴き声が聞こえてくる。ホトトギス、山鳩が毎年決まって独特の鳴き声で楽しませてくれるが、他にも様々な小鳥の鳴き声がベランダに面した窓から聞こえてきて気持ちを和ませてくれる。しかし、今年はそこに異様な鳴き声が混ざり、頻繁に自己主張をしている。まるで錆びた鋸を無理やり引いているような、「ギイギイ」という鳴き声だ。姿はまだ見つけられないが耳障りで仕方ない。

そこで、ふと考えた。村上春樹が『ねじまき鳥クロニクル』を表したように、この耳障りな音を主題にして「ギイギイ鳥年代記」を書いたらどうかと思ったのだ。無論すぐにではない、そのうち、ゆっくり。でも、その間に私の着想も消えて、「ギイギイ鳥」の耳障りな鳴き声も消えるかもしれない。しかし、そのような希望的観測をよそに、世界中から、この5月に入っても、耳障りなニュースがやたらと聞こえてくる。自然そのものは、こんなにも晴れやかで美しいのに、一体「人間」はどうしてしまったのだろう。まるで歴史に学ぶこともなく(いや、権力闘争の悪しき歴史を真似をしている可能性が強い)、残虐、非道な行いを繰り返している。特にこの「ニッポン」、一見のどかで、「平和」。しかしそこに目立って聞こえてくるのは、「ギイギイ鳥」の耳障りな声、いつかこの耳障りな声が多数を頼んで、国中を覆うならば、美しく鳴く小鳥たちは、居場所を失い消えて行くしかない。その前になんとかしなければ、この声は「天然自然の声」ではなく、学ぶことを忘れた人々を操る狡知に長けた「時の政権の声」なのだから。


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