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編集長のブログ

シマウマと鹿と牛


最近、テレビのニュースで動物園の囲いを逃げ出したシマウマの子ども(人間でいえば10歳くらいの少年か?)が人間の男たちに追い詰められて、麻酔銃で撃たれ、池で溺れ死んだ事件と、野生のシカが道路で車と衝突したが、立ち上がり、駐車場で一休みしていたところを、捕獲に現れた男たちに追われ、草叢に入り込み、麻酔銃を3発撃たれ捕まったというニュース。もうひとつはアメリカで輸送途中の肉牛が逃げ出し、男性の投げた投げ縄で無事捕獲され、そのニュースを見た人がその牛を引き取ることになり、牛は肉牛になる運命を免れたというニュースを見た。
前記ふたつのニュースで、シマウマと鹿を捕まえようと取り囲んでいた日本の大の男たちの雰囲気と様子が驚くほど似ていた。
なにか、恐る恐る動物を取り囲み、足で蹴飛ばしてみたり、持っていた荒縄でこずいてみたり、やたら動物に警戒心を与えるばかりで、動物とコミュニケーションをとりつつ、お互いの希望を折板して自体を収取しようという様子が見られない。
一体、これはなんだと感じた!相手は凶暴な動物ではない、人間の様子に恐れおののいているただの仔馬と、多分傷を負っている鹿である。なんで、そんな大層な様子で捕まえる必要があるのか、つくづくこれらの捕獲に関わった男性たちの有様が悲しくなった。
一方アメリカの牛の捕獲には、たったひとつの投げ縄で事態をおさめた男の技量が際立った。こちらの方はいわばパニクっている動物に対しての普通の対応であろう。あれやこれやの切り口で事態の真相は見えてくるが、「政治」でも「経済」でもない、単に「動物」に対しての日本の大の男たちの対応に寒々したものを感じたニュースであった。


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