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編集長のブログ

2014冬期オリンピック


昔から冬期オリンピックが好きで、時間があるとテレビで観戦。今年は2月に取り掛かる本の編集がキャンセルになったので、普段より時間ができた。
それで興味のある試合をゆっくりと見ることができた。
まず開会式、ソチ市長の話が良かった。arcの主張とほぼ同じ事柄を熱をこめて話した。ようするに現在までの紛争が続く世界で、各国がスポーツという一点で集い、それぞれの能力・技術を競い合う“祭り”に「世界平和」への糸口と希望があるというような内容だ。
人々が国や民続、宗教によって分断され、それを名目に覇権を争う時代がまだ続いている今、“見果てぬ夢”はドン・キホーティの専売特許ではない。世界中の数え切れぬ人々が現実問題として根底からこの問題を考える必要に迫られている。
解決の糸口は現在の社会で問題化しているあらゆる事象のなかに隠れている。たとえば最近目に余る「人種差別」という問題も、個人的パーソナリティが”自由“という括りのなかで放置され、物事を自分のみの経験によって曲解している人々、そうした類の人々が鬱屈した攻撃性を分りやすい対象に向けるという問題とも絡んでいる。またそのような人々の動向を政治的に利用しようとする輩もいる。
少なくとも社会の表面に浮かび上がってくる多岐の今日的問題は、重層的要因により問題化している。
しかし、ある意味「平和」はとてもシンプルである。そのシンプルさを味わうことのできる祭典のひとつがオリンピックともいえる。
今回のオリンピック競技フィギァスケートエキシビションで韓国のキムヨナがジョンレノンの「イマジン」を舞った。この曲もとてもシンプルな「世界平和」へのメッセージが歌詞に込められている。
「想像してごらん。国境のない世界を」。現実問題、矛盾と偏向と不正が対立を生むわけだが、その背景には、それを正当化する国の論理や民族,宗教のイデオロギーがある。個人のあくなき欲望がそのようなものにすり替えられ、空気の通りの悪い社会を形成していく。
自らの限界をフィギァスケートフリーで越えた浅田真央は同じくエキシビションでチャップリンの映画主題曲「スマイル・この素晴らしき世界」を舞った。競い合い、悔し涙を流しながらも、相手を称え、笑いながら、お互いにより高みを目指す。そんなシンプルで分りやすい世界は、まだ「オリンピック」の祭典のなかにのみあるが、この夢だけは手放すわけにはいかない。


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