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編集長のブログ

ユルゲン・ハーパーマス


この名前を初めて知ったのは、arc/17の「追悼 今道友信先生」の原稿を橋本典子さんから送っていただいたときである。橋下さんはギリシャのアテネで5年に一度開催される「世界哲学会議」に出席されていて、8月6日にユルゲン・ハーパーマスの特別講義「国際法の憲法化への訴え」の司会をされていた。

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原稿はその直後にパリから送られてきた。

このときのことが9月17日の朝日新聞夕刊「文芸/批評」の欄で大きく取り上げられ、ハーパーマスの名前が私の意識のなかに深く刻まれた。

橋本さんは原稿のなかで、ハーパーマスの風貌が今道先生を彷彿とさせると書いていらしたが、その通りであったと思う。

世界の歴史は進んでも、人倫は地に堕ちたままである。人型ロボットが戦争の道具として開発され、兵器市場に群がる各国関係者の素顔がテレビ画面に映し出されていたが、どの顔もまるで悪びれた様子がなく、人殺しがビジネスになる状況の恐ろしさに思いをめぐらすことへの反省など微塵も感じられなかった。

「民主主義」=「なにをやっても自由」という解釈が、持つ者と持たざる者の格差を無制限に拡大する。システムを考え、作り出す者が、システムの奴隷にしかなれない者を睥睨する。

現代を生きることが、それらのシステムによってまき散らされた毒ガスを吸って生きるということに他ならないならば、そのシステムに風穴をあけなければ生きられない人は大勢いるに違いない。

そのひとつの方法が、世界法を再考して、「世界の憲法」を作成することだというハーパーマスの主張は、arcの主張と同じである。

それゆへ、arc/13では「arc世界連邦政府憲法試案」を和文・英文で掲載した。

この先が大事である。


●arc世界連邦政府憲法 試案
●arc THE CONSTITUTION OF
THE UNITED WORLD GOVERNMENT
TENTATIVE PLAN
●arc世界連邦政府憲法
試案/Q&A



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