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編集長のブログ

年末年始の読書


年末年始に読むつもりで何冊かの本を予定しておいたのだが、G・ガルシア・マルケスの『族長の秋』(2007年新潮社刊 鼓 直訳)を読み始めたらこの1冊にかかりっきりになってしまった。
就寝前の読書なので、最初は気味の悪い夢をみるのではと思っていたのだが、そういうことはまるでなく、この本を読んでいる間は極めて安らかな眠りを貪った。
ということで、2日の初夢もまるで覚えていない。

なにしろ、この物語自体が夢の中で進行しているような内容で、私としては長大な族長のモノローグじみた詩に付き合っているような気分であった。
これでもか、これでもかというグロテスクな殺戮の場面に混ざり、胸にしみるような美しい数行があり、この、ごたまぜぶりが主人公の孤独で弱弱しい細い声とともに物語の基底にあるやるせなさを増幅し、ある魂の様相を伝えてくれる。
それにしても、“母と男の子”という構図は分りやすい。たまには“父と娘”という構図の物語があってもよいと思うが、キリスト教圏の影響が及ぶ地域では無理なのか、ならばイスラム圏?仏教圏?どれも無理そうなので、これは“圏”の影響を受けない全世界の“志”ある作家に託するしかないと考える。


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