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編集長のブログ

蒸し暑い日々


この数日、蒸し暑い日々が続いている。各地で6月の最高気温を更新したそうである。

arc編集室も温度が上がっている。昔から湿度に弱い編集長である。メディアは「節電、節電」と報道する一方、「熱中症」に気をつけろという。すべて「原発事故」のせいであるらしい。

3・11から100日以上が過ぎ、最近のテレビのアナウンサーの語調が「なにもなかった昔」にもどってきた気がする。声だけ聞いていると、「被災地の様子」を伝える報道も、「心温まるエピソード」を伝える報道も、「福島原発の事故経過」を伝える報道も、なにかみな同じような、聞き心地のよいトーンである。

改めて、声の響きは大切だと思う。「北朝鮮のニュース報道」のアナウンサーはやりすぎと思うが、あれほどでなくとももう少し、こころを込めてニュースを伝えられないのか。

なにか、すべてのニュースが日常感覚のなかに収斂されていき、ただただノッペリとした時間のなかに「一般的人の生活」が塗り込められていく。そこにはこれから立ち上がろうとする人の気迫も、気力も奪っていく恐ろしいなにものかがある。

そんな日、六本木でもとアナウンサー渡辺祥子さんの朗読会があり参加した。

仙台在住の彼女が被災地の日々の様子を語る口調は、上記のアナウンサーとはまるで違った。彼女自身の「本当に、感じ、考えた言葉」がいっとき、蒸し暑い日々の時間を忘れさせてくれた。人には心がある。伝え方でこうも違ってくるのだと改めて感じた。


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