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「地球幼年期の終わり」


最近、アーサー・C・クラークの『地球幼年期の終わり』をときどき思い出す。読んだのは、20代半ばだったと思う。詳細な内容はほとんど忘れてしまったのに、その題名だけがいつまでも記憶に残っている。好きなSFだけを残してある本棚で『地球幼年期の終わり』を探したら、すぐに見つかった。この本だけなぜかカバーがなかった。よほど何度も読んだのだろう。そのことも忘れている。ただ三島由紀夫がこの本のことをどこかで取り上げていたことは覚えている。国家主義の権化のように考えられている三島が、このような「主権国家崩壊の物語」にどのような感想を懐いていたのか、今一度読んでみたい気もするが、それがどこに記されていたのかも覚えていないのだからどうしょうもない。ただ、そのころの私がことあるごとに友人たちにこの本を読むように勧めていたのは、容易に理解できる。

つまり、そのころと、「arc世界連邦政府憲法 試案」を一昨年作成した私の頭の中味はあまり変っていないということである。

そうであれば、20代半ばから現在まで私はどのように現在の社会と自分との距離を埋めてきたのか、自分のことながら興味深い。まあ、そのことは別の機会に書くとしても、問題は、このタイトルである。3・11を経験した、私たちの意識が、いま、ほんの少しだが「幼年期」を脱しつつある予兆をあちこちで感じる。一介のカナリアだが、毒ガスでない、仄かな光を感じたのは実に久しぶりだから、記しておくことにする。

([編集長のブログ」原文は、青フォントのタイトルをクリックして読んでください。原文の改行が反映されています。)


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