文字とデザインにこだわる、それがレイラインパブリッシングです。 スタッフの鋭敏な感性と豊かな想像力で1冊1冊の本を大切に作り続け、読者にお届けします。ただ今10月11日発刊arc15号購読受付中


ホーム >> 編集長のブログ >> パラダイムシフト

編集長のブログ

パラダイムシフト


最近、「パラダイムシフト」という言葉をあちこちで聞く。時代の危機的状況を考えれば、この言葉が頻繁に登場することは理解できる。しかし、パラダイムシフトは意図して創出できるものなのか。人々のものの見方、価値判断が時代状況のなかで少しずつ表面的に変ることはあるが、根源的に人々の「ものの見方、捉え方」が組み替えられるということは、そうたやすくは起らないのではないか。たとえば、個々の、ある種の宗教的体験のなかでは、そういうことが起る可能性はある。アシジの聖フランチェスコの弟子たちは、そうであったし、時々の文明のなかで生まれた宗教者の宗教的体験は、その時代の社会的構造の埒外から、その時代の価値観と生き方を組み替え、新たな人間と、新たな生き方を宗教的次元で確立した。また既成の価値観や、人間観を再考し、新たな人のあり方を考えるということは、哲学者や思想家などにより模索され続けてきたことでもあったが、意図したパラダイムシフトというのには、なにか言語矛盾のようなものをを感じる。

私は、既存の言葉の持つ意味内容が変るほどの変化が「パラダイムシフト」だと考えている。だとすれば、私たちは日常的に使用している言語(意味)への、新たなる到達手段を見つけなければならないと思う。
たとえば、ごく普通に使用されている、「怒り」とか、「憎しみ」とか、個々の感情を言い表す、言葉に違和感を覚えることがあったとしたら、それが個々における「パラダイムシフト」の予兆であると思うのだ。

その意味を再考することは、個々の革命につながるし、社会に確実に伝播していくだろう。

         


コメント

●arc世界連邦政府憲法 試案
●arc THE CONSTITUTION OF
THE UNITED WORLD GOVERNMENT
TENTATIVE PLAN
●arc世界連邦政府憲法
試案/Q&A



新刊案内

2015.10.7 arc19号発刊!
arc19 2014.10.7 arc18号発刊!
arc18
2013.10.13 arc17号発刊!
arc17
2013.5.30
 『ハラハラ、ドキドキ、
 なぜ歩くの、智恵子さん』
 発刊!
arc15
2013.3.21
『進化する政治経済学』発刊!
arc15
2012.10.12 arc16号発刊!
arc17