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編集長のブログ

国境・領土・経済


いつものことながら、テレビのニュース報道が騒がしい。とくに最近は国境がらみの紛争が多発して、東アジアでは中国、北朝鮮、韓国、ロシア関係の領土をめぐる争いがあちらこちらで火を噴いている。北方四島、尖閣諸島、竹島、北朝鮮と韓国の海上に引かれたふたつの国境線をめぐる問題。
領土問題、となると、血が騒ぐのが各国のナショナリストと決まっていたが、最近は資源を求め自国の海域を確保しようとする動きが顕著である。
市場経済なるものが全世界を席巻し、「金を儲けることに大義を与えられた」と考えている国々は、異なる国家体制を保持したまま国境を超え、「国を挙げて金を稼ぐ」ことだけに大同団結している。その第一は「資源の確保」、その第二は「自国の商品を他国に売り込むこと」、その第三は「通貨政策」である。こうなってくると各国のトップは商才まで要求される。通商産業大臣が自国の利益のために戦略を練るのは理解できるが、各国の大統領や首相が自国の便宜を図るべく、貿易相手国、資源埋蔵大国、原発未開発国、新幹線未整備国などを、ニコヤカに動き回っている姿をテレビなどの報道画面でみると、複雑な思いに駆られる。ときどきこれはブラックユーモアではないかなどと思える。
さて、領土問題だが、ある意味、過去の人間の歴史はこの問題に収斂されてしまうと言ってよいほどの大問題なのだから、おいそれと答えは出せない。無論、解決策はひとつしかない。分りきったことだが、各国の領土を地球人全部、「みんなのもの」にしてしまえばよい。方法は各国が地球連邦政府に自国を委譲する。つまり各国が「大政奉還」すればよいのだが、そこに到る道のりに何が起こるのか、考えると恐ろしくもある。だが歴史の流れと時間が味方するならば奇跡も起こるのではないかと密に考えている。
だから、「arc/13」で「arc世界連邦政府憲法 試案」を作成し、発表した。もし、そのようなことが可能になるならば、長年、心の中を覆っていた灰色の闇が晴れる。これは、心躍ることであり、世界中に向かって「嬉しい!楽しい!やった!」と叫びだしたいぐらいだが、現実は、逆のネジが巻かれ、闇はますます深くなってきている。
「夜明けが近いと闇はさらに深くなる」という言葉もあるが、さてどうなることか。(arc編集長・東郷禮子)


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●arc世界連邦政府憲法 試案
●arc THE CONSTITUTION OF
THE UNITED WORLD GOVERNMENT
TENTATIVE PLAN
●arc世界連邦政府憲法
試案/Q&A



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